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2006.01.19

追悼3

1月8日の日記です。


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久しぶりに、今
ゆっくり別館に来た。

火葬の前の夜に、慌しく自宅に亡骸を移動したので
死んだ晩に、ほんとだったらあげるはずだった
ドッグフードと水を供えたお皿が、そのまま置いてあった。

バニラ、しっかり食べて旅立ったのかい。

バニラが
私の腕の中で息を引き取った場所、
お別れしに来てくれた人にたくさん撫でてもらった
布団に横たわってた場所、
そんな辺りを眺めながら
声に出して
バニラ、って
呼んでみたら
涙が出てきて仕方ない。

可愛がっていた動物を亡くして
飼い主があんまり悲しむと
動物はあの世へ行けずに
いつまでも飼い主のそばから離れられないでいる
って話を聞いたことがある。

でも、
バニラはまだ初七日も過ぎてない。
やっと、私も仕事が一息つき始めて
ゆっくり悲しんであげられるんだもの

もし、バニラの魂がまだ私の近くにいるなら

私は精一杯悲しんで、
心から謝ったり、
抱きしめたり、
バニラに愛を伝えたい。

そして、幸せな気持ちであの世へ行って欲しい。

いつか生まれ変わって、
私か、誰か別な人を、
幸せにしてあげて欲しい。
自分も幸せになって欲しい。

仕事ばかりで、あなたに十分な愛情や
一緒の時間や、もっとできるはずだった色んなことを
与えられずに死なせてしまった。

ごめんね。

あなたの、可愛い名前をつけた
育ての父とも離婚なんてことになっちゃって
死ぬまでの半年、殆ど会えなかったことも
ごめんね。

たくさん叱ったことや、
何でもかんでも食べさせなかったことは
それは、私のポリシーだから
謝らないよ。(笑)

落ち着きのなかったバニラ。
しつけに困ったことがきっかけで
一緒にしつけ教室に通ってCD1とったよね。
小学生みたいなレベルの訓練だけど
私と、夫と、バニラと、遠くの教室まで毎週通うのが楽しかった。
訓練士さんと、見違えるような動きをするバニラが誇らしかった。

ドッグランに行っても
どんなワンコたちとも友好的だったバニラ。
後から引き取ったおりーぶのこともすぐ受け入れたバニラ。
見境なく、どこまでも走っていく好奇心旺盛だったバニラ。
山岳地方の犬なのに、泳ぎを教えたらスイスイ泳いでいたバニラ。

犬の運動会では、足も速くて、
夫のハンドリングで毎年メダルや立派な賞品をもらってたから
みんなからハンデをつけてよ、って言われてたこと、けっこう自慢だったよ。

私は、自分の仕事用に買ったこの古い別館が大好きで
連休で仕事が忙しくなる時は
むしろ仕事を自宅に集中させ、
バニラとおりーぶをこの別館につれてきて
自分も夜だけは仕事から離れてここで寝ることと
自宅では別々の部屋で寝ているバニラとおりーぶの息遣いを聞きながら
同じフロアで寝るのが楽しみだった。


大好きな場所、大好きなバニラ。

こうやって、
めいっぱい悲しんだら、
あとはすっきり元気になっちゃうからね。
心配しないで、天国へ行きなよ。

追悼2 みんなのおかげ

1月6日、書いた日記です。

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今、こうしてパソコンに向かって、右に顔を向けると、
出窓にはお骨になってお花に囲まれているバニラと、
バニラとおりーぶの部屋だった1階のリビングから
かなり狭いけど、お互いの姿が確認できるサンルームに移したおりーぶ。
この2階リビングに、猫のののちゃんとゴマフも集合している。

おりーぶはののちゃんが大嫌いなので、
同じスペースに置くことができないけれど
サンルームとはガラス戸一枚なので
ほぼ小さな空間に家族みんながいる。
真ん中にバニラがいる。

今朝でおおよそ大繁忙期が去り、
実家にも行って、母に年始の挨拶もできたし、
やっと、こうして家族だけの時間ができた。

深夜にバニラが死んだ、明けて1月3日には
殆どの仕事を3人でさばいてくれたスタッフのおかげで
バニラの弔問の方への対応も自分ですることができた。
1月3日、仕事はスタッフがしてくれたし
前夜、一緒にバニラを病院に搬送してくれた木下あけみさん夫妻、
不調の知らせですぐ来てくれたねね家ご夫妻も
改めて、供花を持ってバニラとお別れしに来てくれた。
その間もずっと私の身の回りのサポートは、
アラミスママンと姉がしてくれた。

こういう時は意外と食べるものが必要だよね、
と、食事や甘いものを持参してくれた方々。
私は食欲が落ちることもなく、アラミスママが入れてくれる
お茶やコーヒーで、差し入れを美味しくいただきながら
お客様とバニラの思い出話をしては、
一緒に泣いたり笑ったりすることができた。


バニラは、人を呼ぶ力が凄いんだな、って関心させられた。

自分を育ててくれた父親だった元夫も
転勤先の東京からたまたま北海道に来ていた。
育ての父が、姿あるうちに自分に会いに来れる日を選んで旅立ったんだね。

そして、私にとっても
離婚から塞いでいた気持ちを吹っ切るための時間がひとまず完結したこと
バニラとの闘病も終わったことを、少しずつ実感することとなった。

その後、弔問のお客様がたくさん来て下さりd0060344_12241798

大小の花篭や花束が10個以上、バニラの周りに並び
今もむせ返る様な花の香り。


バニラ、嬉しいね。バニラって、凄いね。
私が死んでもこんなに花が来ないんじゃないかなぁ。と、姉と笑った。

今、私は、ゆっくりと悲しみにひたって泣いている。

でもね、私は
ペットロスとは無縁だったようだ。

バニラには
もらったものしかない。

やんちゃで育児ノイローゼみたいになったこともあったけど
それもこれも、なんでもかんでも
バニラからは、もらったものしか残っていないと思う。

色んなものを残してくれたバニラ、
たくさんできた友達、
今、失った悲しみより、そんなことを吹き飛ばすだけの
大きな大きな感謝の気持ち。

みんなのおかげ、
バニラのおかげ。

追悼

1月3日、バニラが死んだ日の夜、
書いたまま公開できなかった日記です。


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バニラが急に死んだ。

忙しい仕事を終えて
バニラとおりーぶを繁忙期期間だけ移している別館へ戻った。
午前中は元気だったバニラ。
なのに、バニラの部屋に行くと様子がおかしい。
おりーぶがバニラを心配しているらしく
ものすごいうろたえ方で吠え立てていた。

バニラの状態を見て、
もう、だめだと思った。

知人にそのことをメールすると
病院に連絡してみなさい、
と言うので
手の施しようがないなら病院へは行くまい
と思っていた気が変わり、かかりつけ病院の
夜間の連絡先に電話を入れてみた。
すぐ病院に来てごらんなさいと言われ
近所の大型犬仲間木下あけみさんに電話で相談すると
夫婦ですぐすっ飛んできてくれた。

3人がかりでバニラを抱きかかえ病院へ搬送。

バニラの意識はしっかりあったけれど、
院長先生の診断で下半身はすでに駄目になっている、と言われた。
もう血液も流れていないと。わざと深爪した後肢の爪からは
滴り落ちるはずの血が出なかった。

もう時間の問題。。。
院長先生と、6月の手術以降、
酪農大の先生と連絡を取りながら親身に診てくださっていた担当の先生が
お正月で休診日の、しかも夜遅くにも関わらず
病院に駆けつけてくださったけれど
私の予想と、先生の言葉はそう変わらなかった。
院長先生も泣いていた。

でも、

そうだ。
バニラは病院が好きだったもんな。
いつも喜んで自分から診察台に上がり
注射を打たれても血液をとられてもまるでへの河童な子だった。
診察台で荒い息をしながらも、上半身を起こして
院長先生にぐーっと顔を近づけたバニラ。
そうか、つれて来てよかった。
バニラが最後に先生にお別れとお礼を言えたもんね。

数本、安定剤のような注射を打ってもらって
自宅へ連れ帰った。

バニラを通じて大の仲良しになったねね家夫妻と、
かぶこの姉が来てくれて、
最期は私の腕の中で静かに息を引き取ったバニラ。

年が越せるかな。と言った私の言葉を聴いていて
ちゃんと年を越したバニラ。
明日の仕事の調整どうしようか、と深夜に悩みを漏らした私の言葉を聞いて
急ぐように逝ってしまったバニラ。

そこまで、いいやつにならなくてよかったのに。

今、すぐそこで
眠るように横たわっているバニラ。

バニラ、バニラ、バニラ

死んじゃって悲しいよ。


死ぬ前に
大好きだよって言った私の声が聞こえたかい?

少しだけ、時間が欲しい

17日、あっという間にバニラの二七日(ふたなのか)が過ぎました。
17日から今日まで、やっとぼんやりできる時間がたくさん取れて
バニラの遺骨を前に、本当にただぼんやりとしています。

本当は、仕事のこと、今後のこと
考えなければいけないことが山積してるんですけどね。

だから、タイトルの心の叫びを、今は実践できています。
明日から、またジェットエンジン並みに騒がしく
働きますので。。。

2006.01.03

バニラからお別れ

昨年6月の手術以来
癌の闘病中だった
私の愛してやまない愛犬バニラが
昨日から様態が急変

1月3日午前0時10分、他界しました。

姉と、仲良しのねね家ご夫妻に見守られ
最期は私の腕の中で
静かに静かに、息を引き取りました。

7年8ヶ月、
ニコニコ笑って生きてきたバニラは
最期も笑って
さようなら、と言っているようです。

生前可愛がって下さったみなさま
闘病中に温かい言葉をかけてくださった皆様、
バニラと関わってくださったすべてのみなさまに

ありがとう。

2006.01.01

謹賀新年

皆様、明けましておめでとうございます。

昨夜も遅くまでたくさんのワンちゃんのお世話に追われ
今朝も起きると同時に仕事が始まっております。

スタッフの尽力のおかげもあり
つつがなく、お客ペットさんと一緒に新年を迎えることができました。

後数日、繁忙期のあわただしさが続きますが
かぶこ、お客ペット様ともども元気に過しております!

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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